芸術の秋...(と腰痛)。
「芸術の秋」と人は言う。勤務校の吹奏楽部もご多分に漏れず、来月に大きなステージを抱えている。
顧問は勝手に「秋のステージラッシュ」と呼んでいるのだが、区内で行われる連合音楽会を皮切りに、地域への出張演奏、交流が出来た一般バンドの定演の招待演奏、校内の文化発表会と、ほぼ毎週のように本番をこなさなければならない。
来週から3年生は修学旅行。戻ってきても水曜日から定期考査準備期間で部活動が停止。中間考査翌日が連合音楽会の本番というのだから、酷だ(笑)。プロじゃあるまいし。それでも部員に恥ずかしい思いをさせる訳にも行かず、夏休み明けからバンドを煽ってきた。少なくとも私の性には合わない(笑)。
しかし、ウチのような発展途上バンドでも、ムリ目な選曲でも、だんだんと全体像が形になってくると、楽しい。楽しくなってくれば「もっと上手くなりたい!」と思うのが人情である。部員達が一生懸命に練習をしてくれて、顧問は助かる(笑)。
そんな折に腰を痛めた。指揮台の上に椅子を上げ、座りながら指揮をするのだが、練習に熱が入ってくると、思わず立ってしまうことがある。「そこっ!」「・・・いてててて・・・」「笑(部員)」。練習が中断してしまう。申し訳ないな。と思いつつ、腰の爆発が来月じゃ無くて良かった。と心底思っている。