「キャラバンの到着」と連合音楽会。
時々、部員達がおもしろい選曲をする。
中学校の吹奏楽部だから、「何か曲を選んでよ」と言えば、たいていの場合、流行のJ-POPなどになることが多い。ただ、時には「え。こんな古い曲でいいの?」と、顧問が感心する場合もある。
「キャラバンの到着」と言えば、フレンチジャズの名曲である。たま~にCMなので使われることもあるが、決して今時の中学生が知っている曲では無い。でも、「秋のステージで使う曲を選んでよ」と振ってみたら、3年生がやりたいという。
こちらは、よりスタンダードな方が万人受けするので、願っても無いこと。早速、楽譜を取り寄せたのが、夏のコンクールの頃。譜読み合宿に持って行ったのだが、3拍子と4拍子が微妙に入り交じり、難しい。
「・・・難しいです~」。
「・・・うん・・・難しいねえ・・・」。
「・・・これって、どうやれば?」。
「・・・うん。がんばれ」(笑)。
そんなノリで2ヶ月。なんとか秋のステージラッシュの皮切りである「区連合音楽会」のステージへ載せた。技術的にはともかく、良い雰囲気で12分の持ち時間を終えることが出来たようである。
10/22(日)には、一般バンドの定期演奏会から「招待演奏での出演」という予定が組まれている。当方にとっては身に余るようなお話しだが、責任も重い。
コンクールで取り組んだ「マハゴニー市の興亡」と、「キャラバン~」をはじめ連合音楽会のステージを両方とも再演して、ご機嫌を伺おう(笑)と思っている。