ステージラッシュ終了。
勤務校吹奏楽部、毎年恒例の「秋のステージラッシュ」を終えた。
初旬の「区連合音楽会」に始まり、中旬に「チャオズ定演の招待演奏」、シメは本校の三大行事の一つ「文化発表会公演」。本来であれば「地域の地区祭」が入るのだが、今年度は衆院選の影響で中止になってしまった(今となっては中止で助かったのだが…笑)。
この時期は本バンドにとって「もっとも音が充実した時期」になる。コンクールを経て培ってきた技術を、部員たちが選んだ曲に生かしながら、ステージを作り上げていく。自分はコンクールの練習の際に「これができるようになれば、秋は楽しいよ」と、部員たちに努力を要求する(笑)。コンクールだってコンサートだって、音の扱いに変わりは無い。あきらかにやっている曲は違うが、要求することは一緒である。やはり3年部員が顧問の思いを感じ取ってくれて、この時期の演奏が一番充実する。
どのステージも、ウチとしては上出来。みんなよくやってくれたと思う。部員が選曲した「ディスコ・キッド」「キャラバンの到着」も、譜読みの段階で噛みついた時は、みんなアゴが外れそうになっていた(笑)が、なんとか自分たちのものとして消化することができた。ぱちぱちぱち。
「チャオズの定演」は、台風の影響でどうなるかと思っていたが、客席のほぼ7割が埋まる多数のお客様にお越しいただけた。チャオズの演奏はもちろん上手かったが、我々も少しだけビビりながら「ウチらは中学生じゃあっ!」と開き直った演奏(笑)が功を奏して、アンケートではなかなか良い反応をいただけた。ぱちぱちぱち。
今年もステージラッシュが終了。一緒にこの時期まで頑張ってくれた3年部員も、しばらく「自分の進路」のためにお休みである。また3月に「春コン」で戻ってくるのを楽しみにしている。